ルーヴル美術館ガイド

パリ フランス旅行

パリ旅行者必見!ルーヴル美術館ガイド【2025年版】

パリを訪れるなら必見のルーヴル美術館

世界三大美術館のひとつとされ、世界中の旅行者を魅了しています。

そのため、入館に長蛇の列ができていることも…。

事前に準備をしておくことで、スムーズな旅を楽しんでください!

この記事でわかること

  • ルーヴル美術館の見どころ
  • 基本情報(アクセス、開館時間、入館料など)
  • 訪問時の注意点や準備しておくこと

ルーヴル美術館について

パリの中心部に位置し、有名な絵画や芸術作品を数多く所有するルーヴル美術館ですが、もともとは”ルーヴル宮殿(Palais du Louvre)”として使われていた王宮

中世に建築され、ルイ14世がヴェルサイユ宮殿に遷宮するまで、歴代フランス王宮としての役割を果たし、王宮が移ってからも政庁として使用されていました。

建物の構成

総面積6万600㎡と、じっくり鑑賞したら1日で回りきれないほど巨大な美術館は、以下の3つの主要な翼で構成されています。

  • リシュリュー翼(Aile Richelieu)
  • ドノン翼(Aile Denon)
  • シュリー翼(Aile Sully)

それぞれ地下2階から地上3階まであり、世界中の様々な時代や文化の作品を楽しむことができます。

コレクション

35,000点以上のコレクションが、以下の8つの部門に分類して展示されています。

  • 古代エジプト美術:『書記座像』『タニスの大スフィンクス』など
  • 古代オリエント美術:『有翼人面牡牛像』など
  • 古代ギリシア・エトルリア・ローマ美術:『サモトラケのニケ』『ミロのヴィーナス』など
  • イスラム美術:『サン・ルイの洗礼盤』『シャー・ナーメ』など
  • アフリカ・アジア・オセアニア・アメリカ美術
  • 絵画:13世紀から1850年頃までの作品
  • 彫刻:1850年以前の彫刻
  • 工芸品・室内装飾:ステンドグラスや王冠、など
ルーヴル美術館の装飾芸術

ルーヴル美術館の見どころ

数えきれないほどの素晴らしい作品がありますが、特に有名な作品をいくつか紹介します。

作品について詳しく知りたい人は、ガイドツアーやオーディオガイドを利用するのもおすすめです。

絵画

日本でも有名な『モナ・リザ』をはじめ、一度は目にしたことがある絵画を実際に見ることができます。

モナ・リザ

モナ・リザ

原題(仏語):La Joconde
作者:レオナルド・ダ・ヴィンチ
製作年:1503〜1519年頃

日本では「モナ・リザ」として知られていますが、フランスでは原題の「ラ・ジョコンド」と呼ばれています!

聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ(美しき女庭師)

聖母子と幼き洗礼者聖ヨハネ

原題(仏語):La Vierge à l’Enfant avec le petit saint Jean Baptiste : La Belle Jardinière
作者:ラファエロ・サンティ
制作年:1507〜1508年

民衆を導く自由の女神

民衆を導く自由の女神

原題(仏語):La Liberté guidant le peuple
作者:ウジェーヌ・ドラクロワ
制作年:1830年

彫刻

古代から19世紀に至るまでの優れた彫刻作品が数多く展示されています。

ミロのヴィーナス

ミロのヴィーナス

原題(仏語):La Vénus de Milo
作者:不明(古代ギリシャ)
制作年:紀元前130〜100年頃
エーゲ海のミロス島で発見された女神アフロディーテの像。

サモトラケのニケ

サモトラケのニケ

原題(仏語):La Victoire de Samothrace
作者:不明(古代ギリシャ)
制作年:紀元前190年頃
勝利の女神ニケを象ったダイナミックな彫刻で、ルーヴル美術館の象徴的存在のひとつです。

ルーヴル美術館の基本情報

スムーズな旅のために、ルーヴル美術館へのアクセスや開館時間、アクセスなどを、事前に確認しておきましょう。

▼公式HPで最新情報をチェック!
https://www.louvre.fr/en

アクセス

近くに地下鉄の駅やバスの停留所があるので、交通機関を使ってアクセスできます。

メトロ(地下鉄)

1・7号線:パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル駅(Palais Royal - Musée du Louvre)から、徒歩すぐ
14号線:ピラミッド駅(Pyramides)から、徒歩約6分

バス

21・69・72番:パレ・ロワイヤル=ミュゼ・デュ・ルーヴル(Palais Royal-Musée du Louvre)から、徒歩約1分
27・39・68・95番:ルーヴル美術館(Musée du Louvre)から、徒歩すぐ
67・74・85番 :ルーヴル・リヴォリ(Louvre-Rivoli)から、徒歩約1分

開館時間

9:00〜18:00
※水曜・金曜は21:00まで開館
※入館は、閉館の1時間前まで

休館日

火曜日、1/1、5/1、12/25

入館料

大人:22€
18歳以下:無料

オーディオガイド(日本語対応):6€

★パリミュージアムパス利用可

お得な年間チケットも!

ルーヴル美術館のメンバーシップ【Ami du Louvre】に加入し、年間チケットを買うと、1年間いつでも入館できる他、優先入場や割引などの特典があります。

特に25歳以下は、通常の入管料金よりも安く入れるのでお得!

*年間チケットの料金*
25歳以下:15€
26〜29歳:35€
一般:80€

所要時間

約2時間〜

見どころの作品だけ、早足で回っても2時間はかかります…!

じっくり見たい方は、丸一日かけて鑑賞するのがおすすめです。

ルーヴル美術館の訪問時のポイント

世界中から旅行者が訪れ、常に混雑しているルーヴル美術館。

事前にチケットを購入し、鑑賞したい作品やルートを確認しておくことで、スムーズに楽しむことができます!

チケットは事前購入がおすすめ!

当日券の購入も可能ですが、日程や時間帯によっては予約者しか入館できないことがあるので、事前予約のチケットを買っておきましょう。

事前に購入することで、入館の待ち時間も短縮することができます。

2025年の夏のバカンス期間は、予約必須なので注意が必要です!

入口を確認しておく!

ルーヴル美術館の入口は複数あるので、事前にどこから入館するか確認しておきましょう。

入口でセキュリティチェックを受けてから、事前予約チケット保有者と当日券購入者の列に分かれます。

ガラスのピラミッド(Pyramide du Louvre)

ルーヴル宮殿の真ん中にあるガラスのピラミッドから入場する、メインの入口

多くの訪問者がここから入ります。当日券を買いたい場合は、ここで。

ルーヴル美術館のピラミッド

カルーセル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)

リボリ通り(Rue de Rivoli)沿いの入口。

事前予約チケットを持っている人は、ここから入るのが混雑を避けられておすすめ

ルーヴル美術館

以下の入口は、団体や特別会員のみ通れたり、閉まっていたりするので、注意です。

パサージュ・リシュリュー(Passage Richelieu)

ポルト・デ・リオン(Porte des Lions)

カフェやミュージアムショップを確認!

長時間歩き回って見学していると、お腹が空いてくるもの。

カフェやレストラン確認しておき、途中で休憩をしながら鑑賞することで、快適に過ごせます。

カフェ・レストラン

■La Boulangerie du Louvre
場所:地下2階 ピラミッド下
営業時間:9:00〜18:00 ※金曜日は20:30まで

■Café Pyramides
場所:地下2階 ピラミッド下
営業時間:9:30〜17:30

■Le Comptoir du Louvre
場所:地下1階 リシュリュー翼とドノン翼の間
営業時間:9:00〜18:00 ※金曜日は19:30まで

■Starbucks
場所:地下1階 ピラミッド下リシュリュー翼側
営業時間:9:00〜18:00 ※金曜日は19:30まで

■GOGUETTE
場所:地下1階 ピラミッド下リシュリュー翼側
営業時間:11:00〜17:00

■Le Café Mollien
場所:1階 ドノン翼
営業時間:9:45〜16:45 ※金曜日は19:45まで

■Café Richelieu / Angelina
場所:1階 リシュリュー翼
営業時間:10:00〜16:45 ※金曜日は18:30まで

まとめ

パリを訪れる際には必見のルーヴル美術館。

事前に計画を立てておき、公式サイトやこの記事で紹介した情報を活用して、パリの美術館巡りを存分に楽しんでください!

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